2020 全日本女子選手権大会 の競技運営規程についてのお知らせ
- 2020.11.2
2020年度 (第81回) 全日本女子選手権大会 の競技運営規程についてのお知らせします。
添付資料
以上
2020年度 全日本選手権大会 運営規程 (コロナ対策)
本運営規程は、コロナ感染防止の観点によるところが多くあります。
皆様のご理解とご協力があってこそ大会が無事運営できますので、以下の内容を熟読いただき、遵守してくださいますよう、よろしくお願いいたします。
大会適用規則
1. 本運営規程は、2020年度の競技運営規程、競技規則、レギュレーション一覧及び通達事項よりも優先させて適用することとする。この運営規程以外の規則等については、2020年度競技運営規程、競技規則、レギュレーション一覧及び通達事項に記載している事項に従って試合が行われることとします。
コロナ感染防止に関する規程
2. テーブル内のソーシャルディスタンス確保のため、各試合の競技役員は必要最小限の人数で実施します。リザーブアンパイアは、テクニカルテーブル(以下、テーブルという。)の外で待機することとします。
3. トイレ以外の場所でつばを吐いたり、鼻水、痰 (たん) を吐いたりしないでください。特に、ピッチ上では禁止とします。 (必要なら、つばを入れる密閉容器を各チームで準備してください。)
4. 最低限の人員で大会を行います。そのため、ボールサーバーは準決勝以上の試合で配置することとします。1回戦ではボールサーバーなしで実施します。ボールがラインアウトになった場合は、選手自身が拾って試合を再開してください。ボールが防球ネットの外に出た場合は、テーブルからTOが投げ入れた予備のボールを使って試合を再開します。担架補助員は置きませんので、各チームでけが人の対応をお願いします。各チームベンチに担架を準備しておきます。試合間のインターバルは最低40分以上とるようにしています。前試合が終了したら、テーブル、テクニカルの備品 (パソコン、プリンター、筆記用具、ストップウォッチ等) 、ボールを消毒し、すべての消毒作業終了後でなければ次試合の関係者は、テーブルやベンチに入ることを認めません。また、チームはベンチに入った後でなければピッチ内での練習は認めません。
チーム代表者会議
5. 実施要項にある通り、男子チームのみ参加の開会式、チーム代表者会議、表彰式、閉会式を行う予定です。コロナ感染の状況により急遽予定を変更する可能性があることもご了承ください。開会式、代表者会議、表彰式、閉会式への参加は、マスク着用を義務といたします。
ユニフォームチェックは、代表者会議前に、受付で行います。
試合に関わるチーム留意点
6. 会場へのドクターの配置は、グラウンド常置とします。怪我や負傷の対応応急処置のためのドクターですので、コロナ感染に関わる対応はいたしません。
7. すべての試合で、ビデオアンパイアを導入します。
8. 新型コロナ感染やその他の事由により棄権した場合は、その試合は全て不戦敗とし、相手チームの不戦勝とします。ただし、対戦相手はチーム代表者が、試合会場で公式試合記録にサインをすることとします。
9. 試合等の管理として、関係者は試合前、試合中、試合後を通じて握手をしないこととします。
また、選手同士のハイタッチは行わない、身体接触が伴うコミュニケーションも禁止します。違反した場合の罰則基準は特に設けませんが、悪質であったり再三注意しても自粛できなかったりする場合は、カードによる個人的罰則を科すこともあります。
10. 試合前のセレモニーは、一切行いません。練習中に選手の紹介を行うのみとします。ただし、決勝戦のみ、チアリーダーによる花道を通過してグラウンドへの入場を行ってください。試合開始5分前にテーブル前で、装具等のチェックを行います。TOの指示に従ってください。
11. 試合前の狭い範囲のチーム円陣はピッチの内外を問わず禁止します。 (特に、NHK放映の関係がありますので遵守してください) また、試合前のトス、指示等を行う場合は、選出と役員や審判や選手同士はできる限りソーシャルディスタンスを保つようお願いします。
12. 各試合は、ストップ方式のクォーター制で実施します。第1クォーターと第3クォーター後の休憩時間は2分、第2クォーター後の休憩時間は10分とします。休憩時間終了次第、オンタイムで次のクォーターを開始します。
13. 自分のスティックや防具、装具は自分だけが使用し、他の選手が身につけたものは着用しないよう配慮をお願いします。特に顔に密着するPC防具は、誰が使用したものかわかるように、試合前に識別用の印をつけることを義務とします。GK道具は自分のものしか使わないようチームで徹底してください。
14. チーム備品であるボール等、チームが使う道具はチーム管理とし、試合で使用するチーム備品はチームの責任において試合前に全て消毒しておくこと。
15. ピッチ上(含ベンチ内)でマウスピースを洗わない、試合中は手でマウスピースを触らないように徹底をお願いします。万一、マウスピースを触った場合は、直ちにベンチに用意した消毒剤で必ず手洗いを行うようにしてください。
16. 水筒を持参し、自分のものしか使わないことを徹底してください。クーラーボックスの利用、飲料水の管理についても、チームの責任において、他者に感染することがないように管理をお願いします。
17. ベンチでは、試合に出ていない監督やコーチは、マスクかフェイスシールドを着用してください。飛沫防止のため、ベンチ内での大声での指示等は、監督かコーチのみとします。 (選手は大声で指示や激励をしない。選手はベンチ内でのマスク着用の義務はありません。)
競技役員の管理
18. テーブルでは選手や監督とコミュニケーションをとる必要から、TOはできるだけフェイスシールドを着用します。
19. 審判員は、試合終了後、使用した笛、インカムを必ず消毒し、うがいと手洗いを励行します。
20. 競技役員は、休憩施設においても、密な状態とならないようにします。また、試合前ミーティングは密室状態を避けて行うことを徹底します。
会場での留意点
21. ミーティング、打ち合わせなどは屋外で行ってください。更衣室、シャワー室での感染を回避するため、長時間更衣室やシャワー室に留まらないようにして、使用後は備え付けの消毒剤で消毒をして退室してください。
22. 試合会場入場時、備え付けの消毒用アルコール剤により手指消毒を行ってください。もしくは、皮膚に負担がある場合は、水による手洗いでも可とします。各入口の検温器で必ず検温を行ってください。発熱(37.5℃以上)の場合は、入場を禁止します。
23. 会場内移動時を含めて、できる限りソーシャルディスタンス保った行動をとってください。
24. 本部室等の空調は常時使用とし、換気は1時間に5分、必ず窓を開放して行ってください。また、空気のよどみを最小限とするよう換気扇を常時使用とします。
25. タオルなどのリネンの共用はしないよう注意してください。必ず個人のタオルを使用することとし、トイレなどの手ふきはペーパータオルを使用してください。
26. 飲みきれなかったスポーツドリンク等開栓した飲み物はすべて処分してください。その際、路上への廃棄はせず、洗面所かトイレに流してください。クーラーボックスに口をつけた飲みかけのペットボトルは入れない、紙コップは必ず使い捨てとすることを徹底してください。
27. チームの昼食は、斡旋弁当とします。希望があれば業者を通じて申し込みをしてください。飲食は指定場所以外では行わず、周囲と距離をとって、対面を避け会話は控えてください。チームへの昼食弁当配付は仲介者を少なくするために、業者が直接行うこととし、運営側が仲介して渡したり、ごみを回収したりすることはしません。
28. 出入口、テーブル、チームベンチ、本部室には常に消毒液を準備します。こまめな手指消毒をお願いしします。
29. 選手・役員の出入りは、必ず決められた場所から行うようにしてください。選手・役員の導線は観客と分離するようにします。選手・チーム専用観客席を準備しますので、中央出入り口のみを使用してください。そのため、ベンチへの移動の際は、グラウンドを横切って構いません。
30. 体調不良選手・役員に、休養をとらせるための措置としての休憩場所は設置しません。体調不良の場合は、速やかにホテル等に移動して休養をとるようにしてください。
31. 試合中の事故に関して、搬送する医療機関は救急車の要請により決定します。それ以外の発熱等の場合は、チームドクターやチーム独自で対処してください。
32. 本大会は、有観客試合とし、準決勝と決勝は有料試合とします。ただし、定員に達した場合は入場制限をする場合がありますので、ご了承ください。選手との導線を分離するため出入口を制限します。会場の看板の指示に従ってください。席の消毒は、入場時に配布する手拭きで各自の責任で行っていただきます。その他、会場設置の消毒剤で各自で消毒をお願いします。
大会に参加するにあたっての留意点
33. 大会開催にあたっての選手、チーム関係者及び競技役員の各種検査(抗原・PCR・抗体等)については特に行わないが、大会参加10日前から毎日、以下の健康チェックを行い、リストを提出すること。提出は、チーム全員のチェックリストを取りまとめ、各ラウンド大会初日にTDもしくはATDに提出すること。この提出書類は、主管協会で1か月保管とする。
(1) 体 温 測 定 :起床直後・就寝前など決まった時間での体温記録をとる。 (大会開催日10日前から毎日)
(2) 問診表による体調チェック:倦怠感、咳、咽頭痛、食欲低下の有無、臭覚味覚異常の有無 (別紙による) の項目に従ってチェックを行う。
参考として以下にチェック項目を列挙しておく。
□ 体調がよくない (例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
→ 体調異常はありません
□ 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる
→ 同居者に感染を疑う者はいません
□ 咳 (せき) 、のどの痛みなど風邪の症状がある
→ 咳 (せき) 、のどの痛みなど風邪の症状はありません
□ だるさ (倦怠 (けんたい) 感) 、息苦しさ (呼吸困難) 、食欲低下の症状を感じる
→ 倦怠感、息苦しさ (呼吸困難) 、食欲低下はありません
□ 嗅覚や味覚の異常がある
→ 嗅覚や味覚の異常はありません
□ 体が重く感じる、疲れやすい等の症状を感じる
→ 体が重く感じる、疲れやすい等の症状はありません
□ 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある
(濃厚接触とは陽性者と15分以上一緒にいた場合とする)
→ 新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触はありません
□ 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある
→ 入国制限等がある国の在住者との濃厚接触はありません
万一、大会期間中に上記項目に該当する事案が発生した場合等においては、TDもしくはATDの指示により参加や会場への入場を制限する。
選手や役員が上記の事項に該当する場合、該当者の参加は見合わせること。
各チームは、大会参加時に検査項目チェック用紙(別紙)を、項目に該当しない旨を確認の上、TDもしくはATDに提出することを義務付ける。
34. 選手、チーム関係者、家族等に対する感染防止に関する啓発も併せてお願する。
参加者全員が基準を守る行動をとるように指導するとともに、運転手・報道陣等チーム関係者や家族、チーム周辺関係者への啓発もお願したい。
大会の宿泊・移動に関する留意点
35. チーム移動はできる限り公共交通機関は避けること。ファイナルラウンドで、ホテルと会場の移動に要する借り上げバスが必要な場合は、指定のエージェントを通じて申し込むこと。
(貸し切りバス内は、隣接乗車はできるだけ避ける。)
移動時や人との会話をするなど試合以外の場所ではマスク着用を励行すること。
選手、チーム関係者、役員の動向を限定することによって、万が一感染者が発生した場合の対処を簡易にすることができる。さらに、地元自治体への説明責任を果たすこともできやすい。上記の理由により、ファイナルラウンドのチームは、必ず指定のエージェントを通じて、定められた宿泊場所 (ホテルグランビア岡山) を利用すること。 (Go To割引を利用する予定)
36. 感染リスクを下げるため、チームを守るために、ホテルでは食事場所をチームごとに設け、他チームとの接触を避けることとする。ホテル外での飲食は禁止する。
「感染しない、させない」行動が、ホッケー競技の普及と大会開催にとって重要だという認識をもって、『自分だけは』とか『わがチームだけは』とかの考えはもたないようにしてください。
疑い症例が出た場合の対応マニュアル
大会や試合を実施する際は、運営側で事前に地域の保健所などの連絡先、PCR検査実施医療機関、感染疑いが出た場合の搬送先について事前に確実に把握してリスト化し、TD及び運営関係責任者に共有しておくこと。
1. 選手および家族も含めたチーム関係者に疑い例が出た場合の対応
*検温で37.5℃以上の場合は、必ずTDを通じて大会本部に報告することとする。
*発熱:37.5℃以上が2日間以上持続した場合は、チームから離れ、チームドクター等と相談の上、下記のような対応を行う。
当該者は、試合出場を即時停止とする。大会自体はそのまま続行するが、検温や健康チェックを入念に行う。
(1) 大会医療本部に報告
連絡を受けた医療本部から地域の専門家チーム(保健所等)、連携医療機関へ連絡
(2) 地域の専門家チーム(保健所等)のアドバイスにもとづく濃厚接触者の洗い出し、濃厚接触者の抽出および濃厚接触者を隔離、医療機関受診対象者とする。
(集団発生防止の配慮)
(3) PCR検査および医療機関受診対象者の確認
健康チェック表、自覚症状を確認の上、PCR検査検体の採取 (専門家チーム等による)
(4) マスコミ対応
TD、地元大会運営団体、専門家チームによる記者会見などへの対応
添付資料
- 2020年度 (男子第62回・女子第42回) 全日本社会人選手権大会の競技運営規程についてのお知らせ [2020.9.10 更新]
大会実施要項
- 2020年度 大会実施要項 [2020.11.25 更新]
以上